僕と妻は「物語」です

最初に言っておけば、大号泣だったし、サクちゃんもせっちゃんも大好きよ。

で、見てきた訳ですが。僕と妻の1778の物語です。一言で言えば〈僕シリーズ〉と言われればそうなのかもしれませんが、〈僕道シリーズ〉ではなかったな。ウチの子はシリーズにあるのは「根底に愛」と僕音で言っていましたが、アタシは「愛と成長と化学反応」だと思ってます。愛はありましたが、あとの二つは正直ほとんど感じられませんでした。愛によって主人公が成長し、周囲の気づきを促し化学反応が起こっていく。例えば〈僕生き〉の生徒たち、例えば〈僕歩く〉の飼育員たち。それは脚本が橋部さんじゃなかったからかも知れないし、実話ベースだったからかも知れない。なので、まだ何回か見に行くつもりではあるけど、〈僕道シリーズ〉とは切り離して見たいと思いました。まあ、タイトルに偽りなしだったわけです。コレは「道」ではなく、「物語」だった。
でも、サクちゃんはとてもキュートでピュアな素敵なダーリンだったし、せっちゃんは良くできた可愛いハニーだったと思います。前半は夫婦の睦まじさと可愛さ涙が溢れ、後半はその夫婦の健気さと愛しさと痛々しさに涙が止まりませんでした。あと、髭剃りの皮膚を伸ばす手にエロさと言っても差し支えない色っぽさを感じたのは内緒です。